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ポリスマンも認めた重要緊急なGW... [ぶぅたんの”ひとりごと”]

GW初日のよる遅く、そろそろ寝ようかなぁからっと思ってた頃。
ばぁ〜ばから「史子、息してないみたい。。。」っと電話 携帯.gif

2週間ほど前、ショートステイ中
高熱が出て、下がらないからと自宅に戻ってきた姉。

数日後、熱も下がって回復していると聞いていたんだけど。
ばぁ〜ばがお風呂に入ってる間に、眠ってしまったらしい。。。

電車は動いてないし、レンタカーも出払ってて無い状況。
ばぁ〜ばの家近くに住む、親戚に電話してみたけど、寝ちゃってるのか出てくれず。。。
彦根警察に連絡して、救急車手配して貰って、ばぁ〜ばのところに向かってもらった。

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右上にゴミが入っちゃってますぅ〜〜〜 [あせあせ(飛び散る汗)]

産まれて1年後くらいから、原因不明の病気になった姉。
月の1/3は普通の生活だけど周期的に病気はやってきて
3日ほと何も食べれなくなり、リバースする。
それが落ち着くと、少しずつ普通の生活に戻る。
病院を渡り歩いたらしいが・・・
自家中毒(過保護に育てられた、神経質で依存的なやせた子ども)だと言われたらしい。

そんな生活なので、おじいちゃん、おばあちゃん、ばぁ〜ばは、姉を可愛がる。
もちろん、ぶぅたんも可愛がってもらってることはわかっているのだが・・・
「ぶぅたんは、元気だからね。我慢しなきゃね。」が、家族の口癖。
幼いぶぅたんに病気のことが理解できるわけなく
子供心に、なんで?ぶぅたんは我慢なん???って思うことが多かった ( ̄‥ ̄)=3

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お出かけするたびに、体調を崩す。
旅行の計画を立てても、中止。出かけても、出先で寝込んぢゃうので遊びにいかなくなりました。
なので、子供の頃の家族の思い出ほとんどない。

小学生の頃から。
「史ちゃんは体が弱いから、ぶぅたんがお家を継がなきゃね。
 長男はだめよ。お婿さん貰ってね。」っと、親や親戚に言われて育った。
小学生に言うこと (◎_◎;)

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親戚からは、可哀想な子というくくりでみられ、いつまで経っても幼稚園児扱い。
甘やかされまくって、だんだん我が儘になっていく姉。
気づいたら「ありがとう」が言えない人になっていた [たらーっ(汗)]
ぶぅたんは「ありがとう」「ごめんね」言えない人は嫌い。。。

おじいちゃんにお小遣いを貰っても「ありがとう」も言わず知らんぷり。
受け取ったら、その辺い置いたまま。。。
そんな姉を、誰も怒らないのは何故 ?(゜_。)?(。_゜)?
涙が溢れて悔しくて・・・みていられなかった。。。

いろんなことが積み重なり、ぶぅたんの心を蝕みだし、家を出ることにしたのが18歳の時。
じぃ〜じだけには、心の中を打ち明け
ばぁ〜ばには言わないという約束で、許して貰った。

ぶぅたんが一人暮らしを始めてしばらくした時、神戸の親戚の家に遊びに来たことがある。
親戚の人が気をきかして「ぶぅたんの家に行ってきたら?」っと、連れてきてくれたことがあったが
話すことが見つからず、30分もしないうちに一緒に親戚の家に行った。
なので・・・仲良しな兄弟姉妹を見ると不思議な気持ちと同時に羨ましかった。

親の甘やかしのおかげで(ぶぅたんが言うな!って話だが・・・)
お金を稼ぐことの大変さを知らない、彼女。
どこからか降って湧いてくるのだと思っているのだろうか???
ぶぅたんが理解できないほど、無駄にする。。。

ぶぅたんがお土産に買っていったケーキを食べずに、そのままゴミ箱に捨てられたこともあった。
これ食べたい!と、一番に好きなの選んだのに・・・
500円稼ぐの、大変なんだぞ (-`ω´-*)

おじいちゃんに貰ったお小遣いをぶぅたんにくれようとする。
姉ぶりたいのかもしれないけど・・・そんなもの要らない。

どんなことでもいいからバイトをさせてお金を稼ぐ大変さをわからせて欲しい・・・
親にお願いしたけど、無理だよっと聞いてもらえなかった。

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姉のことを理解してもらうのは並大抵のことではない。
姉妹でも理解できない彼女のことを、好きな人に「一緒に面倒みて欲しい」とは言えない。。。
面倒な小姑連れて、結婚するのは難しいと思った。

ならば、勝手に見合いでもなんでも持ってきて!
まるごとぶぅ家の面倒をみてくれる人を探してくれ!!そう思い出した、20歳過ぎ。

いつの頃からか、自称一人っ子と言うようになった。
じぃ〜じも、黙認してた。。。

脚が悪くなって手術をして、歩けなくなってからは
ばぁ〜ばとじぃ〜じの逆介護生活が始まり
自由に動けないストレスな生活で、我が儘度が上がり
お姫様なのか、親を平気でこき使う [たらーっ(汗)]
ばぁ〜ばと喧嘩することが多くなった。
じぃ〜じ、それを見るのが辛くて・・・入院した後、家に帰りたいと一度も言わなかった。

ぶぅたんもひとり生きていくの大変なんだけど、自分ひとりならなんとかする。
姉が一人で(施設で)生活できる分 [ふくろ] 残してあげて。そう言い続けた。

それでも、家族。
いつかは、ぶぅたんが面倒をみなければいけないこと、わかってる。
どこか、遠くで覚悟していた。

じぃ〜じがお空に行っちゃって、ばぁ〜ばひとりで介護するのは大変だろうから
施設に入って貰うことも進めたけど、ばぁ〜ばの一緒に居たい気持ちは強い。
70代後半のばぁ〜ばには大変な事だと思ったけど、気持ちを尊重して頑張って貰うことにした。
障害者認定も受けれるように書類を集めて、生活しやすいようにした。
ぶぅたんにできることは、それくらい。。。

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じぃ〜じがお空に行っちゃって7年。
一緒に居たいが、ゆうこと聞かない姉に腹がは立つ、ばぁ〜ば。
だんだん喧嘩もひどくなっていいき、罵声を浴びせることも。。。
そんなばぁ〜ばを見るのが辛くて切なくて。。。

ダメだと思ったら、施設に入って貰おうね。
無理して、ばぁ〜ばが壊れちゃったらどうもこうもないから。。。。
(と言っても、施設も順番待ちで問題ありありだったんだけど。)

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何もできないまま、1時間くらい経った頃。
「救急車でお母様と一緒に病院に行かれました。何かあったら、連絡ください。」っと、彦根署の方から連絡が入った。
2時間くらい経っても、ばぁ〜ばから連絡がないので
電話してみると「ダメだった。」っと。
病院で検査など受けて、家に戻ってきたのが3時過ぎ。
肺炎だったそう。

お風呂から上がっってきた時、姉をみたら眠っているように見えたらしい。。。
しばらくして、声をかけても反応がなくて・・・

彼女はそっと眠るようにお空に行ってくれた。
ばぁ〜ばと喧嘩してる時ぢゃなくて、良かった。
心からそう思った。

GWは県またぎ禁止。お出かけ控えてな大阪府民なので修行は無しの予定だったけど。
レンタカーを探して、身支度して・・・
ちょっと眠らなきゃと思ったけど、眠れないまま朝になり、彦根に向かった ドライブ.gif

思ったより、しっかりしていた ばぁ〜ば。
私より先に逝ってくれて、良かったと。。。

GWで会社&役所が休みということもあって、彦根に缶詰になっちゃった、ちょろ&ぶぅたん。
ばぁ〜ばには、最後の親孝行。
ぶぅたんには、最後の嫌がらせをお土産に。。。
大好きなお花に囲まれて・・・お眠りになりました。

辛い悔しい人生だったかもしれないけど、
みんなに優しくしてもらって、幸せなこともいっぱいあったよね。
お空では、いっぱい好きなもの食べて・・・
ニコニコ笑顔で過ごしてね。

優しくない妹で・・・ごめん。 by ぶぅたん

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